Re:Netscapeブラウザの開発・サポートが終了 & そしてMozillaについて妄想
結構前の話だけど、スラドの記事より。
Netscape Navigatorは4.72(だったかなぁ?)の頃にチャット仲間に勧められるがままインストールして使ったことはあるけど、少ししてMoon Browserに乗り換えた。それ以降NetscapeはインストールしてもWEBサイトの動作確認程度にしか使うことはなかったし、それもMozilla(Seamonkey)がメインになってからは一切なくなった。そんな風に、正直自分の中でNetscapeは影が薄い。
…兎にも角にも、お疲れさまでした。
閑話休題。
今回の話で数年前の記事を思い出した:オープンソースの強みを活かすMozilla、2.0に向けた野心 - マイコミジャーナル@2004/08/09。加えて最近のMozilla、Weaveサービスでさらに世界を広げる - TechCrunch日本語版@2007/12/24。
Mozillaにはそれをプラットフォームとしたアプリケーションを開発する手段として、XMLやCSS、JavaScript(SVG、XFormsなども)といった標準技術だけでなく、独自の技術としてインターフェイスを記述するためのXULなどがある。またネットワーク上のリソースだけでなく、ローカルにもアクセスする手段がある。そこにWeaveによる認証を取り入れれば、そこいらのWeb OS/Webアプリケーションより凄いものが作れる?
仮にアプリケーションやストレージなどすべてネットワーク上に持って行くと、そこでMozillaはネットワーク上のWebアプリケーションサーバ・認証サーバ・ストレージサーバのためのインターフェイスとして働くようになるのかな。それを突き詰めて仮にアプリケーションのほとんどがMozillaで実現できるレベルまでいくと、PC上にはMozilla以外には何もいらなくなるわけで、「じゃぁOSと統合しちゃう?」って話になる。あれ、Internet Explorer?
でも完全にWebのみになっちゃうと、ストレージ・アプリ間のトラフィックとか、負荷によってアプリが使えないとか、そもそもオフラインじゃ一切使えないとか、ちょっと無理があるなぁ。AdobeがPhotoshopのオンライン版を出すというけど、どんな感じなんだろう。
実際XULやXPCOMを使った開発をやっことがないから、どこまでできるのかわからないけども。