授業でのノートPC利用について、とか
ちょっと前にCNET Japanの「授業中のノートPC使用禁止」–米大学教授の判断にブログ界は賛否両論を呼んで感じたことをメモっておく。
全然アリだと思う。単純にツールとして考えたときに、レイアウトや、数式や図を手軽に描くという点では手書きに劣るけど、あとで検索して読み返したり編集することを考えると断然デジタルデータのほうが扱いやすいから。ついでに、個人的なことだけど、自分の手で字を書くよりかはタイプした方が速いし。ただ、タイプする音は可能な限り無音にしたり、音量を切るなどのマナーは守るべきだと思う。
かといって自分がノートPCを授業ノート代わりに利用するかというとそうでもない。事前に講義資料を配付してくれたり(もちろんデジタルデータで)、板書量を適切に抑えてくれれば、今のところ紙より自由に書き込めるインターフェイスが無いことだし、手書きでノートを取ると思う。
ここから話は逸れて、しかも断片的になる…。
スライドを使って授業をするのなら、せめてそのスライドを印刷するなりネットにあげるなりして事前配布してもらえないものか。話者はスライドがあるから特に板書をする必要がなくても、こっちはスライドと話の両方のメモを取る羽目になり、そこへどんどん話を進められると正直やってられない、というのが今日の出来事。
スライドを授業へ使用することへの議論はスラドの記事とか。
ノートの書き方について。塾で教えていて、全般的に良くできる子は、こちらの板書を自分なりにアレンジして、ときには一部省いてノートに書く。そうでない子は基本丸写し。酷いと、行間などの見やすさを一切意識せず、文字を鵜呑みするようにただ書く。どうでもいいことなんだろうけど、「そこはホワイトボードの余白の関係で無理に改行した部分なんだから、ノートに書くなら一行にした方が見やすいだろうになぁ」とよく思う。
半期使った授業の成績評価のための課題が「授業の要約を6ページ以内にまとめろ」っていうのはどうなんだろう。6ページにまとまっちゃうようなことしかやってないのか、としか思えなかったりする。まぁ板書の量が多かったからなぁ…。あのレポートは授業にフィードバックされるんだろうか?次回の授業ではそのレポートのいい部分を見繕ってレジュメを作成してあげれば、ずいぶんマシになると思うんだけどなぁ。