「サマー/タイム/トラベラー」を読んだ

新城カズマの「サマー/タイム/トラベラー」(一巻二巻)を読んだ。

SFなのかな?タイムトラベルが出てくるけど、それを使ってどうこうしようっていうより、その周辺で起こる出来事を綴ったって感じ。つまり、スポーツ年鑑は必要ないってこと。

作中、彼らはいろいろと論理を展開させていくけど、ほとんど理解できなかった。引用についても同様、なにがなにやら。そんなわけで、もうちょっと手を伸ばして濫読してみたくなった。

まぁそんな感じで、SFっぽさ度は高くない。どちらかと言うと、ミステリー+青春小説といった感じで、ただ登場人物らの頭がいいというだけ。読みやすさは保証できる。

よし、明日はブックオフに行こう。

以下、少量ながら重要なネタバレなので、ご注意を。

卓人は、どうして最後に悠有(まさに性格を表した名前だ)を引き止めなかったのだろう。引き止めたいと気づいたんだから、引き止めるかと思ったのに。引き止めてたらSFじゃなくなっちゃうかもしれないけど、でも、寂しくないんかなぁ。

まぁ、たまには彼女に追いついて食事もできるからいいのかな。