Deer Park Alpha 2をビルドしてみた

それっぽいのが見当たらないので、Firefox lzyc buildを参考にDeer Park Alpha 2のG4向け最適化ビルドを作ってみた。ついでにAqua Firefox Setを当ててみた。

環境はOS X 10.4.2, gcc4.0.0, Darwin8.0, Xcode 2.1を使用、でいいのかな？以下、手順をメモ：

1. TigerのインストールディスクからMacOSX10.4.pkgなるファイルを探して、SDKをインストールした。
2. finkでlibIDL2, glib, glib2, orbit, orbit-devをインストールした（makeでエラーに遭う度にインストールしたので、行き当たりばったり）。
3. ソースを拾ってきて、適当なところに展開。
4. Firefox Community Edition buildsを参考に、ソースを展開したディレクトリに.mozconfigを作成。
5. ターミナルから、$ make -f client.mk buildして、勉強しながら待つ。
6. distディレクトリ以下にDeerPark.appができているので、コンテキストメニューから「パッケージの内容を表示」し、Contents/MacOSに移動。
7. Contents/MacOS/resディレクトリにAquaFirefoxSetのresディレクトリ内の画像をコピー。同様にchromeディレクトリ内のuserChrome.cssをContents/MacOS/chromeディレクトリにコピー。
8. Pretty Form Widgets for Firefoxのprettywidgets.tgzを落としてきて展開し、for1.1ディレクトリ内のforms.cssをContents/MacOS/resディレクトリにコピー。
9. ターミナルから、$ make -C xpinstall/packagerすれば、distディレクトリにディスクイメージが作成される。

UAの変更方法は知らない、気にしない。実際に最適化されてるのかどうかは知らない、火吹かなければ問題なし。

アップしたので、使ってみたい人はどうぞご自由に。多分PowerPC7450向け。何が起こっても当方は一切責任を取りません。ターミナルから$ firefox -pとしてプロファイルマネージャを起動して、テキトーに新規プロファイルを作成して使用することをお薦めします。