「リリアとトレイズ 2」を読んだ。

時雨沢恵一のリリアとトレイズ 2 そして二人は旅行に行った(下)を読んだ。 もちろん2ヶ月前に上巻も読んだ。

以下個人的な感想のため、ネタバレに注意。

まずは本編。今回もしっかり空を飛んでくれている。空中戦もある。二人の掛け合い(?)が面白い。これは前シリーズにはなかった面白さだ。アリソンさんは強い。真相も暗い。とにかく、面白い。

おまけというか短編の「遺書」。これは電撃hpで読んだけど、その当時は、読み始めたときは「新だの!?」と思わずに居られなかったけど、最期に安堵したり。今回、死んでないってわかってはいても、やっぱあの文章はキたなぁ。普段と文面とのギャップが強いから、余計に。

もうひとつ短編の「リリアとメグ」。普通の短編。トレイズがしっかり下僕扱いされているのが、なかなか。ロクシエとスー・ベー・イルの制度と文化は、日本とドイツの制度と文化を混ぜて二つに分けた感じ。