「すべてがFになる」を読んだ

森博嗣のデビュー作、すべてがFになる―THE PERFECT INSIDERを読み終えた。

普段あまりミステリー小説は読まないけど、楽しめた。序文にオブジェクト指向についての引用があったのが印象的。「F」の意味を読み始める前に予想したけど、見事に外れていた。謎も全ては解けなかった。

以下、ミステリーものには許されないネタバレが含まれるので、注意。

山根さんが、トロイの木馬云々を言ったあたりで、read magic自体がトロイの木馬であることに気づくことが出来た。ver5が出てこないことが、ver4と置き換えるわけにはいかなかったという理由をくれたので、確信した。

黄色いドアから抜け出す時間は最初の殺人が発覚したときだと、ビデオのデータが1つだけ抜け落ちていると言われたときなって、やっとに気づいた。しかし、一体いつドアの中に入ったのか皆目見当がつかなかった。この解答には、見事にやられた。

ところで、最後に彼女が図書館から出るところで数名の男に囲まれたとあるけど、あれは犀川さんを尾行していた警察だったのかどうかが、よくわからない。萌絵によると、警察の尾行は前日で終わっているのだから、そのまま信じるとなると、誰のかがわからない。